わがはいはゆとりである

通勤時間が伸びたのではじめました。

友人をFLMとかいうネズミ講から救いたい話

ねむいですね。まぐろです。

ただいま絶賛帰路なうです。なお関西まで。実家に帰宅予定。遠いねえ。長いねえ。

定時退社してもお家に着くの22時です。

それでも仕事終わりに帰れる距離だから大丈夫だよと、5年前の私に言いたい。

 

半年くらい前に、フリーターの友人に会った時に「ネットビジネスを始めた」と報告を受けました。

 

何を隠そう小学生の頃からインターネットに触れてきた私は、当時ハマっていたハンゲームというサイト(今もあるの…?)で、アバターに課金したくてしたくてたまらないけど小学生のお小遣いでは無理で、広告をポチポチ押したりお買い物サイトに登録したりしてポイントを稼いでそれをネットマネーに変えるというサイトで月500円とか稼いでいたことがあって、勝手にそういうものを想像して「そうなんだ〜」としか思いませんでした。

 

よくよく考えるとこの年の人間が月数百円から数千円のものをビジネスと呼ぶわけなかった。

 

その報告を受けた日から時間が経つにつれ、その友人のラインのタイムラインやツイッターで、いかにも意識高い系です!みたいな書き込みが増えていって、ザワ…ザワザワ……

 

もしかしてこれツイッターとかでスパム報告されるみたいなやつなのでは?と気付いて、その友人を知る別のオタク友達2人に相談しました。

 

友人の書き込みを元にネット歴15年を超えるオタクたちが15分ほど捧げた結果、友人がやっているものはFLM(フューチャリングマルタ)というものであることが判明。

 

そしてFLMとは?ってなって見つけた記事がこちら→http://papillonimanishi.xyz/flm/

 

つまりはネズミ講に手を加えてグレーゾーンに持っていきましたみたいなやつでした。

 

やはりやばいやつだ……!ということで止めようってなり、その時にいたオタク3人の中で友人と1番仲のいい私が友人と会うことになり、1ヶ月前くらいに会いました。

 

とめられませんでした。というか、止めていいのか分からなかった。

 

もちろんそのネットビジネスの話を中心に聞いていたのですが、友人が今抗うつ剤を処方されていることや、先週はその副作用で全然ご飯が食べられなかったこと、遠距離の彼氏がこっちこればって言うけど、仕事もお金もないまま行くことはできないということ等、関係ない話ももちろんいっぱい聞きました。

 

なんとなく、就活を思い出しました。

私は大学では歴史を学んでいました。お金にならない勉学だと言われ、その自覚もありましたが、なくてはならない学問だと思っていたし、お金になる学問が全てだと思ったことはありませんでした。たくさん遊んだし、たくさん寝たけど、でも168単位取得して、古文書も読めるようになって、古文なんて訳がいらなくなったりして、自分のやってきたことにある程度自信を持っていました。

 

それこそが強みだと思っていたので、就活のとき、それを全面に出して出版社を中心に狭き門を叩きました。

 

だけど駄目だった。最高結果は二次面接でした。

 

卒業単位数に届くか危うい中国語学科の元彼が第一希望の会社に内定をもらった時は大泣きしました。私のやってきた4年間は、こんなに価値のないものだったのかという気持ちと、こんなに頑張ってきたのに何も頑張ってこなかったやつに抜かれるのかという劣等感。

 

どれも今思えば酷く自分勝手な思い込みですが、本当にそう思っていて、一旦就活をやめようと決めました。

 

余計な気遣いや心配が欲しくなくて、みんなに「どうでもいいところが一つ決まった」とだけ話して、なるべくみんなの進路の話は聞かないようにしていました。

(その後なんだかんだで今の職場に入りました。なんの不満もないです。今の上司は死ね)

 

仕事を辞めてからの友人が、あの頃の私と似たような気持ちを感じているのではないかと、考えてしまって。

友人が仕事を辞めてからも遊ぶたびに仕事場の話をしていた自分も、彼女に多大な重圧をかけてしまっていたのではないかと。

 

毎日行かなければならない職場があって、毎月お給料が入る私が、どんな言葉を掛ければいいのかわからなくなって、何も言えずに帰ってきてしまった。

 

それから、事あるごとに「なんとか止めないと」「連絡しないと」と思うのですが、私の言葉が届くだろうか?余計追い詰めて、鬱をひどくしたりしないか?という気持ちが大きくなって、ずっと連絡できないままでした。

 

そしたら今日数人から急に「たすけて」という連絡がきました。

みんな、友人からFLMを勧める内容のラインが来て、まぐろ何か知らない?彼女大丈夫なの?という話でした。

 

ついに、自分の友達も勧誘するところまで来てしまったのかと感じました。

 

友人からラインが来た人たちが、私に連絡して確認するというのは、彼女が積み上げてきたものが信頼という形でみんなの中に確実に存在するからだと思います。

それをFLMなんかに壊されてたまるか。

 

誘われた友達と共に、友人を止めることにしました。

先ほど投げたウキが沈んだので、あとは勝負です。引っ張りあげたい。私のエゴだけで、引き戻したい。

 

友達という存在が何たるかは、人によって結構差があると思います。

私は、自己中でわがままでめんどくさがりでマイペースなオタク野郎ですが、とてもいい友達ばかりで、友達無しにはこの年まで生きてこられなかったと、本気で思います。これからもそうだと思います。

 

銀魂の桂が「友一人救うこともままならんわ」と言っていたあの言葉の意味、今はよく分かる。

 

友だからよりままならんのだ。救うことが。

傷付けるのがこわい。なるべく肯定してあげたい。

だけどこれ以上はだめだと思うから。

 

お金で買えるものは山のようにあるし、お金はないと生きていけないけど、お金によって失うものが、お金で買えないもののときは、それはきっと間違ってる。

 

友人をFLMから救いたいという、私のエゴの話でした。

せめて彼女が大切な気持ちだけでも、なんとか届けられたらいい。